個人再生をするとキャッシングができなくなる理由とは

個人再生をするとキャッシングができなくなる理由とは

個人再生をするとキャッシングができなくなる理由とは

借金が大きくなってしまって返済が困難になると債務整理を検討して解決をすることがしばしばあります。

 

債務整理の一つとして個人再生があり、
債務を減らして返済できるプランを作った上で
3年を目安にして返済をするのが特徴です。

 

返済を終えたら今まで抱えてきた借金は全てなくなるので、
返済に追われる生活から解放されます。

 

しかし、個人再生を終えたとしても
当面の間はキャッシングなどの借り入れをすることができないので注意が必要です。

 

なぜ個人再生を終えて借金がない状況になったのに借り入れができないのでしょうか。

 

 

個人再生をすると個人信用情報に記録が残ってしまうのが問題点です。
個人信用情報は審査のときにまず照会して確認されるもので、
個人再生などの債務整理をした履歴があると融資できないと
判断するのが一般的になっています。

 

消費者金融などの金融機関では貸したからには
返済してもらわなければ損失を生むだけになるので
返済能力があるかどうかを重視して審査をしています。

 

過去に返済できなくなった経験がある人は、
また借り入れをしたら返済できなくなるのではないかと懸念されてしまうのです。

 

そのため、お金がなくなってキャッシングをしたいと思っても
審査を通れずに借りられずに困ってしまいます。

 

 

しかし、個人再生をしたら一生キャッシングできないわけではありません。
個人信用情報を照会したときに個人再生をした履歴を確認できなければ
特に問題がないと考えてもらえるでしょう。

 

個人再生の事実は一生記録されているわけではありません。
個人再生の記録が残る期間は個人信用情報機関ごとに異なりますが、
5年または10年になっています。

 

長い期間が必要なのは確かですが、
将来的にはまたキャッシングできる日がやってくるのです。

 

ただ、個人再生のときに対象になった金融機関については
独自に記録を残していることがあります。